-無線〜伝心-

無線/ インカム/トランシーバー

無線機とは? 無線機の種類分け 無線機の種類分け2 トランシーバー インカム

無線とは?

皆さんの中には無線機をどのようなモノだと思っていますか?そんな無線機は人によっては何となく見た目が安っぽい、もしくはその逆で見た目が無骨で持ち運びが出来ないと「無線機」の感じとはまったく違う印象を持っている方もいます。無線機の事をよく知っている方も、そうで無い方もこのホームページは皆さんに少しでも無線の事を知ってもらうためのホームページです。少しでも興味が沸きましたら覗いてみてください。


ではまず、タイトルどおり無線の定義についてご説明いたします。無線とは「有線を使わずに電波・赤外線・音波等をつかい機器間で通信をおこなう事」を無線又は無線機と言います。基本は配線を使わずにですので有線通信で操作や通信をおこなっていなければその機器は無線技術がつかわれています。この無線技術は実は至るところで私達の暮らしの中で使われています。身近なモノでは「テレビ」や「自動ドア」、「携帯電話」や「スイカ(電車の電子定期)」など他にも色々な機器に導入されています。

この無線技術が一般に広く普及したのは90年代の後半からで丁度携帯電話(当時の携帯電話はランドセル並みの大きさで通話料も高くかなりの高価な機器だった)が広まり始めた時期で、その後の機械技術の向上と通信技術の発達で携帯電話は段々と小型化・軽量化されていきました。通信機器の向上はもちろん携帯電話だけではありません。携帯電話に使われている無線通信の技術は他の無線機にも応用が出来るため、今まで高価であった無線機や通信技術が一般人でも手が出せる位の値段になって市場に出てきたのです。また、その後の情報産業の拡大が無線技術の発達・流用に拍車をかけ、昔では思いも付かなかった方法で無線技術を利用してく程に発達しました。

ちなみに日本は世界で類を見ないほど「無線技術」を多用する国家なのだそうで、外国の方から見れば何でこんな物(例:ウォシュレット・扇風機・電子定期・etc)にリモコンを付けるのか理解できないのだそうです。ですが日本に一時的に住んいたり、旅行で来日した事が有る外国人の方は、何で日本人が何でもかんでもリモコンを取り付けるのが分ったと納得する方もいるそうです。理由は冬場のコタツは外国人にとっても幻想郷だそうで、全てを手元で操作できるリモコンに感動すら覚えるそうです。

無線機の特性

無線通信は機器間通信に有線が必要ないため船舶や航空機、自動車に積載する事が出来ます。そのため上空であろうが海上であろうが無線の通信範囲内であれば何時でもどこからでも通信できるのが強みです。また、船舶や航空機に積載されている通信方法に電波を使っている通信機器が殆んどです。電波通信が一般的な事も有りますが電波は通信範囲が広く、電力が大きければ大きいほど電波が送信される距離は長く遠くへ通信できます。また、電波送信の無線機は他の無線機と比べて構造が簡単で、安価で手に入れやすい事から企業だけではなく一般人でも購入できる値段になっている点も魅力です。

良い事ずくめのような無線機ですが、無線機にも不得意な部分が有ります。上記で書いてある通り、無線通信は「機器間の通信に有線を使わない」事が無線通信の特性ですが、その通信間の間に障害物や通信電波を阻害するモノが存在すると無線通信の性能は極端に落ちてしまいます。また、電波通信は大電力程遠くまで通信できますが空気中では減衰が激しく受信機側の性能がよくないと通信が聞き取れない場合が有ります。遠距離の無線通信の場合は途中で中継機を使い電波を増幅し、発信する事で電波の減衰を少なくし通信する事が可能です。また、遮蔽物の問題も中継器をつかって無線通信を阻害している場所を迂回させる事によって通信の安定化が出来るようになりました。

Valuable information

2022/12/6 更新

Copyright (C) 2009 -無線〜伝心- All rights reserved.

当サイトはリンクフリーです。